こんにちは、曇天です
「ミステリーは怖いもの」という先入観が、以前の僕にはありました
僕が知っているミステリーは、名探偵コナンや金田一少年の事件簿などの、漫画のミステリーです
名探偵コナンは、「見た目は子供」なだけあって、キャラクターは可愛いらしく描かれていますが
殺人事件は起こります。死体も描かれています
一方、金田一少年の方は、ホラー味を強めにあります。ドラマ版の音楽はとても好きですが、ホラーの部分はどうしても好きになれませんでした。今見ても怖いと感じると思います
それでも、ミステリーを読み始めてから、改めて2作品を見直したいと思っています
機会を作っていきたいと思います
今回ご紹介するのは、上記の2作品も影響を受けたのではないかと思われる
海外の推理小説「そして誰もいなくなった」です
この本をオススメしたい人
・名作ミステリーを探している人
・タイトルの意味を知りたい人
・読みやすいミステリーを探している人
・本格的なミステリーを読んでみたい人
概要
アガサ・クリスティの長篇推理小説
「絶海の孤島」が舞台の、クローズド・サークルもののミステリー小説
ミステリーの世界的名作として名高く、長きにわたって愛されている
アガサ・クリスティに影響を受けたミステリー作家も多数存在する
東方紅魔郷の、フランドール・スカーレットというキャラがいるが
そして誰もいなくなるか?、U.N.オーエンなどの元ネタはこれである
アガサ・クリスティとは
アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティは、イギリスの推理作家である
66冊の探偵小説と14冊の短編集を発表した通称「ミステリーの女王」と呼ばれている
最も翻訳された作家(英語版)であり、今回ご紹介する「そして誰もいなくなった」は、世界で約1億部売れており、史上最も売れた本の1つである
感想
誰もいなくなるってどういうこと!?と気になった方は読んでみてほしい作品
海外の推理小説ということもあって、少し敷居が高いように感じ、僕自身もなかなか手を出せずにいたが
いざ、手に取ってみると非常に読みやすい文章で綴られており
赤川次郎、星新一などを思い起こさせた
優しい文章だったけど、その内容は正反対で、全員いなくなってしまうという
執事のトマス・ロジャーズがお気に入りの登場人物だった
仕事熱心なのか、気丈なのか、ネジが一本抜けてるのかわからないけど、そんな事件がたくさん起こっている間も淡々と仕事を続ける姿は、変な人だなぁと思ったが、仕事熱心で魅力的にも映ったものであった
誰も死なないものもある
そして誰もいなくなったを参考にして書かれた
はやみねかおる作「そして五人がいなくなる」もおすすめ
児童文学というジャンルだが、エンターテインメント性の高い作品であり、しっかりと「五人」がいなくなるのである
大人でも十分に楽しめる本なので興味ある方はぜひ手に取ってみてほしい
夢水清志郎シリーズとして続いているものであるので
ハマったら続巻もたくさん読むことができる
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