世界で最後の花 絵のついた寓話 ジェームス・サーバー 村上春樹訳

絵本

娘の未来の平和を願った

この絵本の作者ジェームス・サーバーがこの絵本を世に出したのは

1939年11月、時は第二次世界大戦の始まりの頃である

ナチス・ドイツがポーランドに侵攻した

世界は、大きな戦争の気配、きな臭さに包まれていた

ウクライナとロシアが戦争をしている現在も似たような状況であろう

現に、ロシア軍には北朝鮮軍が合流しており

ウクライナの支援を米軍がしている

少し間違うと小さな火種は大きなものになる

本土決戦をしていないだけであって

ロシアVSアメリカの構図ができてはいないだろうか

第三次世界大戦に発展しないことを願う

戦争に意味などない

国家は何を思って戦争を始めるのか

未来の繁栄か

しかし未来を壊す行為でもある

戦地に赴くのは未来の国を支えていくべきその国の若者達

そこに矛盾というものを見ないのであろうか

もちろん、過去の非を認めないことで恨みを買い

負の連鎖は続いている部分があると思う

しかし復讐をしても、死んだ人は戻ってこないのである

村上春樹の思い

この本を村上春樹が訳したのは初版2023年6月12日である

やはりウクライナとロシアの戦争のことを思って

未来を残すために、戦争とは何かを再度考えようという思いがあるだろう

しかし、戦争に参加するかしないかを決めるのは国なのである

日本国民は、その国の方針を決める政治家をしっかり選ぶべきであろう

未来を作るのは国民一人一人の一票であることを再認識した

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