Michi junaida

junaida

様々な街や生き物が住まう世界

junaidaの絵本を取り上げようと思う

この優しいタッチのイラストを眺めていると心がとても穏やかになる

そこに描かれた街の風景、建物や人々、幽霊や怪物までもがとても愛らしく見える

本作は、見開き2ページに渡って、一つのテーマを持った国もしくは集落のようなものが描かれている

そこには、蒸気機関車の街、本棚の街、大樹の街、滝の中の街、宇宙空間の街などが存在する

宇宙空間の街では、上下の概念が無くなる

重力がないから、頭に血が上らないということであろうか

しかし、逆さになった人間が、逆さになった「道」に足を付けることができているのは何故か

そこには引力が存在するということであろうか。

この考えが正しいかどうかはさておき

この本も以前紹介した、EDNEと同様に

左右どちらから読めば良いのか悩むような作りになっていた

左側には少年、右側には少女が、今まさに一歩前に進みでようとする

そのようなイラストが描かれている

ドラクエでいう、男主人公か女主人公かを始めに選べるような感じか

あなたはどちらから歩みを進めるだろうか

それらの道の先には、どのような出会いや別れの物語があるのだろうか

「道」について

「道」というワードで僕が思い描くのは

「この道は〜いつか来た道〜♪」というフレーズのある「この道」と言う曲だ

作詞は、北原白秋 作曲は、山田耕筰

覚えていないが、学生時代に音楽の教科書に取り入れられていたかもしれない

また、世界的なアイドルグループのライブDVDを見たことがあるのだが

嵐のメンバー・二宮和也がライブで歌ったソロの「道」という歌も忘れられない

世界は「道」でつながっている

海や空にも「海路」や「空路」というものが存在するだろう

地球上には国境というものが存在するが

世界は、本当は国境など存在しなくて良い

あるべき姿は「一つ」なのであると思う

世界は平和であって欲しいと、心の底から願う

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