そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ

ミステリー

概要

アガサ・クリスティの長篇推理小説

絶海の孤島」が舞台の、クローズド・サークルもののミステリー小説

ミステリーの世界的名作として名高く、長きにわたって愛されている

アガサ・クリスティに影響を受けたミステリー作家も多数存在する

東方紅魔郷の、フランドール・スカーレットというキャラがいるが

そして誰もいなくなるか?、U.N.オーエンなどの元ネタはこれである

感想

誰もいなくなるってどういうこと!?と気になった方は読んでみてほしい作品

海外の推理小説ということもあって、少し敷居が高いように感じ、僕自身もなかなか手を出せずにいたが

いざ、手に取ってみると非常に読みやすい文章で綴られており

赤川次郎、星新一などを思い起こさせた

優しい文章だったけど、その内容は正反対で、全員いなくなってしまうという

そんな状況の中でも、淡々と仕事を続ける、執事のトマス・ロジャーズがお気に入りの登場人物だった

仕事熱心なのか、気丈なのか、ネジが一本抜けてるのかわからないけど

魅力的なキャラクターだと感じた

誰も死なないものもある

そして誰もいなくなったを参考にして書かれた

はやみねかおる作「そして五人がいなくなる」もおすすめ

児童文学というジャンルだが、エンターテインメント性の高い作品であり

大人でも十分に楽しめる本なので興味ある方はぜひ手に取ってみてほしい

夢水清志郎シリーズとして続いていっているものでもあるので

ハマったら続巻もたくさん読むことができますよ

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