名探偵 夢水清志郎事件ノートシリーズ 第2巻
「そして5人がいなくなる」で、名探偵の夢水清志郎が事件を解決(?)したその後の物語
舞台は、亜衣、真衣、美衣の3姉妹が通う中学校、虹北学園へと移る
虹北学園に伝わる4つの伝説にまつわる物語
学校の7不思議のようなホラー調のものかと思ったが、それほど怖い要素はなかったように思う
僕自身、幽霊を見たことがないため、その存在は認めていないが、話を聞くのはできれば避けたいタイプ
頭の中でどんどん話を盛って幽霊像が育っていってしまうので、それが怖いと思う
数日間、ふと思い出しては忘れて、また思い出しては忘れてを繰り返し、しばらくゾワゾワしてしまう
幽霊は信じていないけれど、居たとしたら嫌だなと思う
でも生きている人間の方がよっぽど怖いというのも思っている
名探偵の華麗な推理
今作もやはり、夢水清志郎はあっという間に推理をしてしまうのである
どれだけ頭の回転が早いのだろうか
瞬間的に頭をフル回転させるからこその温存期間として
普段のオフモードがあるのであろうか
しかしそのギャップはとても魅力的なものである
あと、洋館で本に囲まれた生活は羨ましい限りである